フラットフィッシュは例外として、基本的に赤は回遊性の高い魚にパッと口を使わせるイメージがあります。
が、昼間の台船や岸壁、また夜間のライト周りなどの明暗のくっきりした場所では、特に使い勝手のいいカラーだと思っています。
ハードルアーのウォブリングアクションでの暗と明を行ったり来たりとは違い、アピールしながらストレートに引ける匠魚やミノー、カッティングベイト等の“レッド”は、明暗の境目を撃つのではなくて、“暗い所へ撃って、ここぞという場所で明るい所へ出す”が特に利くカラーです。
パールホワイトなどは明暗の“暗”の場所へ。クリア系は逆に“明”の場所へ。
今回使用したレッドは、“暗”に入ると見失い、“明”に出るとアピールカラー。これが利きます。
急に目の前にエサが現われるというイメージで、魚はリアクションで飛び出してくるのでしょう。昼間のマナティーでの台船撃ちなんかで利きます。
もちろん活性の善し悪しによって、この逆もありえます。真っ暗な場所でレッドやクリアしか食って来ない場合も。ハイアピールが良い日とローアピールが良い日、これの見極めが大事だと思います。また、カラーだけでなく、今回は匠魚とカッティングベイト3インチハード、両方共にレッドを使用して、活性の善し悪しもチェックしながらの釣行でした。
今回は前日の大雨と暴風、それに夜中からまた雨の予報でしたので早々に切り上げましたが、短時間の数匹でも、心地よいトルクを味わわせてくれたシーちゃんに感謝です。
お問い合わせ | プライバシーポリシー | リンク集
Copyright (C) ounce tackle. All Rights Reserved.