実践 - 牙物(タチウオ・サワラ)編
マッタリワインド
今までは「ワインド=切れ味抜群のアクション」が身上!で、ただ軽くジグザグするだけではダメですよ~…だったんですが。
牙物諸君に対してはこれが全く正反対!
ロッドアクションはルアーが何とかジグザグする程度にヤンワリと、でもビシッと動かしラインスラッグはほとんど出さない。
そしてシャクるペースも1秒に1回ぐらいのスローペースというパターンが抜群に効きます!
もし従来のワインドアクション(シャクりまくり)で牙物諸君にチャレンジすると…
ラインをバシバシ噛まれます。
ルアーが次々無くなります。
ラインスラックが出てしまっても同様。これは悲しいことです…。
シーバスや青物と違いこれぐらいのアクションでも十分牙物はブチ切れてくれますのでここはマッタリヤンワリいきましょう!
こんな楽なロッドワークのワインドパターンもあるのですよ♪
シャクりとタダ巻きのコンビネーション
これは通常のワインド同様のシャクりを4~5回した後、タダ巻きを3~5秒するというやり方です。
タダ巻きはスローの方がミスバイトも少なくなります(1秒/ハンドル一回転ぐらい)。
それとシャクり中に食わせようとしないのがこの方法のキモ!
ヘタに手心加えてシャクりをゆるくするとサックリラインを切られます。むしろ「食わせてなるものか!」ぐらいシッカリスピーディーにシャクる方がGOOD!
このシャクりと上のパターンの使い分けは明るい時間or低活性=コンビネーション、暗い時間or高活性=マッタリ というのが王道ですかね!
低速断続ダート釣法!?
食いがシッブ~イ時、今までのシャクり方だと、どうにも甘噛みやシッポ噛みが多発してイカンですよね~。
それを解消するためのシャクり方、それがコレ!
やり方はいたって簡単、上のコンビネーションパターンにあるシャクりの回数を1回だけにするだけ。この1回だけというのがミソ!というのも、ミスバイトのほとんどはシャクり中に「カプッ」と噛んでくる奴が原因。それならその時間を限界まで短くしようじゃないか!というわけ。
このパターンのコツは1回入れるシャクりを「バシッ」っと強く入れること。これが魚を呼びます。
そしてバイトはリトリーブ中にコツンと小さく来ることが多く、来たら慌てず騒がず、ゆっくりグイーンと合わせましょう。
そして、このシャクり+下の「トレーラーアシスト」を併用すれば…ウハウハデス♪
新品1投目の法則
これは暗くなると顕著にでてくるんですけど、何度かタチウオにかぶられて傷が増えてきたマナティーを使い続けると、ちゃんと動いているのになぜかアタリが遠のく事があります。
で、そんな時に新品に交換してみると…アタるんですよ、これが。
…いや、売りたいから言っているんじゃあないですよ?
不思議とホントにあるんです。
アタリが遠のいたなあと思った時、傷があるマナティーを使っていたのなら…
だまされたと思って一度交換してみて下さい。
まだタチウオが居るのなら…。
ポイントを見切る時なんかにもオススメです。
タチウオ - チューニング編