
マナティー+ZZヘッドを使ったワインド釣法で狙う場合、90サイズ+1/2~5/8ozをメインとし、色々なシャクりパターンを使い分けていかに食わせるかを優先するパターン1と、105サイズ+3/4~1ozをメインで使って飛距離を稼ぎ、かつ強い集魚効果を活かして広いエリアを効率よく探るパターン2の2つをうまく使い分ける事が重要となります。また色の差も出やすいので、状況に合わせたカラー選択も大切です。
これらのタックルセレクトや状況別のカラーの使い分けを詳しく説明した資料がありますので、
こちら
からご覧ください。
そして具体的な釣り方ですが、サワラは表層を好んで回遊する事が多いので、まずは表層から探るといいでしょう。この時、風などの加減で飛距離が出やすい時はそのまま食わせに持ち込みやすいパターン1から、逆の場合はパターン2から始めるのがおすすめです。そして表層付近で反応がないようだと次は中層、そして底層と探していきます。この場合は沈みが速いパターン2で行うとやりやすいのでいいでしょう。
次にシャクりですが、ワインドの基本的なシャクり(詳しくは
「ワインドについて」をご覧ください)をベースに、食わせを重視した少しおとなしいシャクりとを使い分けるといいでしょう。また、それぞれのシャクりでもリズムの速い・遅いによって変わりますので、その時のベストをいかに早く見つけるかが腕の見せ所となります。

水温低下などで魚の動きが鈍っている時や、マヅメ時や曇天、水が濁るなど、魚がルアーを見失いやすい時、マナティーを使ったワインドではルアーの動きが速すぎてサワラがルアーを追いきれないことがあります。こういう時には大きなテールが程よくアクションにブレーキをかけてくれる匠魚を使うのがおすすめです。
基本的にはマナティーの時同様のカラー選択・攻め方をそのまま使っていただければOKです。ただし、シャクり方はマナティーの時よりやや力は控えめ、そしてリズムも若干遅めにする事で、サワラに見切られることなく追いつけるアクションになります。