
このリグで狙う場所は、湾奥や河口の浅場。このような場所にはクロダイがエサとするカニなどの甲殻類やイガイなどの貝類が豊富にあり、これらが定着したり隠れたりしやすい岩石が多くあると最適です。
また、潮間帯(最満潮~最干潮の間に位置する場所)はこれらのエサが最も多くある場所なので、ここが水没している満潮前後が狙い目となります。
そして使うジグヘッドは、クロダイの硬い口でも針先が鈍りにくい強さ+小さい口にもすっぽり入る小さな針のものがいいでしょう。
また、水中で倒れやすいヘッド形状のものは根掛かりしやすいので、倒れにくいフットボール形に近いものだとベストです。
そして使うカラーですが、基本は視認性の高いカラーに分がある傾向があります。
その中でも11・ナチュラルは一番のおすすめです。
具体的な釣り方ですが、底まで沈めてズル引き→数秒止めるのを繰り返すというのと、底から数回跳ねあげた後、ラインを出さずにゆっくり着底させるを繰り返す2つのパターンがあります。
これらの使い分けですが、根掛かりが多い場所ではそれがかわしやすい跳ね上げパターンがよく、アピールを重視したい時にもこれが有効です。
そしてこれでアタリが出ないのであれば、食わせを重視したズル引きパターンを試して下さい。